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小林賢太郎。「彼はラーメンズの"神"です」と相方片桐氏から言われていた。
その小林賢太郎が、ずっとずっっと暖め、そして生まれた「小林賢太郎:純度100%」の作品集。

初のソロライブツアー「POTSUNEN」は小島淳二(teevee graphics)との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」作品も含め、2005年の冬・東京本多劇場をかわきりに、一人で全国5箇所を回った。年末12/30〜31には東京凱旋公演を果たす。演り込む度にその作品を魅せる完成度に磨きがかかり、スタイルもより、確立されていった。

シンプルでいてスタイリッシュな "「小林賢太郎」の姿" がここに。

□公演作品□
第一作目:2005年 「POTSUNEN」
第二作目:2006年 「○maru」
第三作目:2008年 「Drop」


□コントの領域□
小林賢太郎は愛するコントの領域を知りたいと、辞書をひいた。
するとそこには『コント<conte>:フランス語 / 1.短編小説。特に機知に富み、風刺やひねりを利かせた作品。 2.笑いを誘う寸劇。小喜劇』と書かれていた。なんてざっくばらん。
それを逆手に「何でもあり」と捉え、探究し、今回のソロ公演で「テーブルコント」なるモノを生み出す。「コント」って懐が広い。

□一人という現実□
物理的に、一人で1ステージに立ち続けるという事は、いつも2人で舞台に立っている身としては、かなり体力を使う事だと思う。喉を労った、ヘッドセットマイクは、彼が一人である事を再認識した。
しかし、一人でも十分なクオリティーを持つ「身体の一部分で魅せる」という作品が生まれている。それも、ちょっとしたセット・仕掛け・機材だけで。

これからも、彼は果てしなくコントを「探究」して楽しみ、その楽しい事を私達に分け観せてくれるだろう。




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