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<フライヤー表紙>

  【QC3000

オクイプレジデント

オクイシュージ・久ヶ沢徹・佐藤貴史(サモ・アリナンズ)・わかまどか・広岡由里子
駅前劇場 2006/07/27〜30
[駅前劇場] 2006/07/28〜30

こちらのScript Titleは、公演内でスクリーンに表示されたモノ。記憶が怪しい部分も多々あり(汗)
■マークは、幕間に流れた音声&スクリーン画像で、タイトル表示はありませんでした。

□オープニングダンス   □ウサギとゴリラと三者三様   □スゴいぞ!! 職人さん
■ピッチャーを守る弟   □わけわからん父子とイエスマン 〜子煩悩〜
□ある男が花瓶になるまでのなんの変哲もない風景 〜心因性記憶障害〜
■リサイクル兄ちゃん   □タンスの中で茂木は夢を売る  □背後霊、前へ

2005年・年末初演だった『脳内DISCO』シリーズの第2弾。
今回は「コントのようでコントでなく、芝居のようでコントである。」構成。前作のような短い作品は1本もなく、オクイ氏が「芝居・演劇」出である事を物語っている程、骨組みはしっかりしているくせに、ドコまでも突っ走る出演者。とても濃密な舞台。
「芝居は生物」と言われていますが、ソレが顕著に現れるのがこの『脳内DISCO』。この出演者の中でオクイさんと久ヶ沢さんが生物なんですが、今回はその生物を通り越して生き物になってまして、縦横無尽に飛ばすんです!! 飛ばしやがります!! お陰でこちらは笑い過ぎて腹痛いです(笑)
3日間拝見し、当初はなんとも言えない「前回と違って演劇色を強くしたから??」という客席の空気に内心ハラハラ・ドキドキしていましたが、毎回毎回パワーupしていき、楽日の公演はテンポ・スピード・笑い・勢いの全部が余す事なく、更に言えば箱から溢れ出す勢いで(溢れてたか(笑))、ワタシの中では「伝説の公演」と言っても過言ではない位、抱腹絶倒。楽日の笑いは、オクイ×久ヶ沢ではないと紡ぎ出せない笑い満載でした。観ていて悔しかっただろうなぁ〜。次男よ( ̄ー ̄)

昨年末の脳内DISCOは芝居というよりは、ショートがたくさん集まったコント集のような構成でしたが、今回は1本1本が長くて実に芝居的。それぞれの作品に出てくるキャラが違うお話でも出てたりする構成でした。さらに、アドリブに見えた物が本当はアドリブでなかったり、やっぱりアドリブ三昧だったり、ドコからドコまで脚本であるのか、まったくもって、予測不能(笑) この予測できない笑いは物凄いエネルギーを持ってるから、狙い撃ちされるとこちらはめろめろになっちゃうわけです(笑)
今回も箱入れ段階から出演者のカラオケが流れ、開演までの間しばし歌声に耳を傾ける。・・・歌苦手ね〜(汗)

ドレも狙い撃ちされてめろめろでありましが、特に『タンスの中で茂木は夢を売る』はその殺傷能力が高かった(笑) 「とある家に、茂木(久ヶ沢)が新人(オクイ)を連れてドロボウに入るものの、足音がして急いでタンスに隠れた、そのタンスの中での2人のお話」なのですが、駅前劇場のステージ上にタンスがただ一本置いてあり、その狭い中にこの2人がぎゅうぎゅうに肩寄せあって隠れている。もちろん、タンスはセットなので柱だけ残して中は丸見え。タンスの中は裸電球で明かりを灯す。
この中での2人の会話、日々話しが変わっていき、楽日は30分以上やっていた(笑) 久ヶ沢さんがした、友達と移動教室中にやったこっくりさんの話しがすっごいツボで(笑) 久ヶ沢さんが10円を動かして「シネ」とかやっているのに、友達は悲鳴を上げてまじビビりし、久ヶ沢さんも自分で動かしてるのにつられてビビったとか言ってたなぁ〜(笑)
飛び出す話しそれぞれが面白くって面白くって、オクイさんは板の上にいるにも関わらず久ヶ沢さんに何度も仕留められてて(笑) 「ムキーッッ」と久ヶ沢さんの頭マジ叩きしては、その仲の良さやお互いがお互いをリスペクとしてる姿なんかも見れちゃって(笑) 贅沢なタンスでした。

印象深いセンテンスを1つ。エンディングムービーに写った文字。

あなたも
私も
[bug]

深い・・・。

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今回はDVDを出されるとの事ですが、、、一向に出てくれません(笑)
オクイさん、早くリリースしてください!! 首をながぁ〜くして、まってまーす!




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