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<フライヤー表紙> |
【劇団スーパー・エキセントリック・シアター 第44回公演】 | |
大沢 直行......三宅 裕司 | ||
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三宅 裕司、小倉 久寛、劇団スーパー・エキセントリック・シアター | |
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HIDEBOH(STRiPES)、JUN and more Dancers | |
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東京公演 10/14〜29[池袋芸術劇場] | |
東京公演 06/10/24 |
ヒップホップダンス専門チャンネルに出演が決った日本人ダンサー達。しかしダンスが盛り上がる瞬間のステップが、必ず日本人特有の“ナンバ”の動きになってしまう。その踊り方にNGを出したは、アメリカかぶれの日本人振り付け師と放送局の若社長だった。そこに“ナンバ”踊りの家元が登場し「日本人には古くから“ナンバ”の血が流れているからヒップホップは無理だ!」と一喝する。このダンサーの中にいる家元を継ぐ気が全く無い息子・ヤマトに家元の名を継ぐようにとの策略も含められていた。 やはり日本人にソールフルなヒップホップは踊れないのか・・・?! そこでヤマトを中心にダンスユニットを組んでいるヤヨイ、ジョウモン、そしてココモの4名が本場ニューヨークへ行ってヒップホップ誕生の歴史とルーツを探る旅に出る。 日本人ダンサーの未来を背負った四人は、ヒップホップのルーツを探る旅から何を得て帰国できるのか・・・・・?! ※ナンバ・・・盆踊りのように、同じ側の手と足が同一方向に出る踊り方 |
「劇団SETで本公演をやります。いつも振りをつけてくれるダンスチームが出演です。是非観にきてください。」という告知一言で観に行きました(笑)
劇団SETの本公演だけあって顔ぶれが豪華豪華!! 途中10〜15分程度の休憩を挟んで、3時間近い公演だったように思います。 期待通りのダンサブルさ!! 私の大好きな劇団SETの歌姫白土さん・丸山さんの歌声を十分堪能できた満足度!! 野添さんのおっちゃんぷり!! 小倉さんのキュートなボケっぷり!! セットも大掛かりなモノで、土地が変わるのと同じ数だけ背景があり、衣装もある。期待していた以上に楽しめるお芝居で、更にカッコ良かったぁぁぁぁっっっ エンディングは座長三宅さんがステージ中央に高く組まれたやぐらで和太鼓を披露。その周囲を出演者全員が日本特有の「Bon Dance」とお神輿!! 和太鼓とタップが対話をするかのように、交互にリズムを刻む様には鳥肌立ちました。 「ヒップホップダンスのルーツをどんどんと辿っていく」という事だけでもダンス好きな私には興味深いストーリーなのですが、辿り辿っていく通過地点の国で生まれた本場のダンスを披露していく総勢15名近いダンサー達の迫力あるダンスは最高〜っっっ! だって上手いんだモン!! 個々に味があるダンスするんだもん!! ブレイクあり、レゲエあり、カリプソあり、タップあり、カポエラあり、贅沢すぎるダンスナンバーで・・・もう骨抜き状態。 タップを踏んで聞こえる「音」を通訳して「会話」していたのも凄い印象深いんだよなぁ〜。(EDのMCでこの裏話が聴けまして「このセリフをタップにして」と言われ、色々と考えて踏んでいたようです。これも凄いハナシ!!) アフリカの祈祷的なダンスなんかも出てきて、気分はすっかり『リズム・オブ・ワールド』(笑) 最終到着点でヒップホップダンスが“ナンバ”の動きをルーツとしていると知った若者4名。日本に帰国し、披露したヒップホップのバックミュージックに、三味線とか琴等の日本楽器でアレンジされた曲を使っていて、その融合に「おぉ!」と思っちゃいました(笑) あぁ、、、そりゃもうダンス好きにはダンスの事しか記憶にございません(爆) 登場のダンサーさん達は、普段夜クラブで踊っているプロのダンサーさんで観られる事も、観せ方も知っている、素敵な方々ばかり。マジ上手い。 またこんな、ダンサブルなステージに期待してます♪ |