地図を描く。

初めて行く劇場へは、まず間違いなく迷子になる。
かの、演劇の聖地・下北沢「本多劇場」ですら、徒歩3分という立地にも関わらずフライヤーの地図を片手に向かったら。
なぜかマック前を通過し、松屋を通り越し、何の疑問も持たずミスドも通過し、緩やかな坂を下りきった十字路に立っていた。
まぁ、ギリギリ公演に間に合ったものの、私の方向音痴には後光が射して神々しさをも感じざるをえない。
こればっかりは今でも語り継がれる偉業であり、困った仕様バグである(ノ_-。)

明日、まるっきり初めての場所に行く。
念には念を入れ、無事に辿り着けるようにとフライヤーの地図を見て、Google マップを使用し、自分用に地図を描き、航空写真を見て、イメトレ。
「迷子にならないとは思うけれど万が一を考えて早めに現地入りし、すんなり到着してしまって途方に暮れることもあるだろうから、近くにあったコンビニに身を寄せるとしよう。」
というコトも、イメトレ。

果たして、明日無事に到着できるだろうか。

四季2days。

なんか気付いたら、6月は四季以外の舞台も含め9公演観てたらしい。
通りで財布が・・・(;´▽`A“ アハハハハ

本日は海劇場へ。
『WICKED』自体が好きな作品だから、色々なキャスティングで観るのが楽しみになっています。
それぞれの方々の役の降ろし方や持ち味が違うって、とっても味わい深い。
急にチケットを取って行った甲斐がありました。

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今の私に、何ができるのだろう。

劇団四季『異国の丘』を観てきました。

シベリアに抑留された一人の日本兵に焦点を当て、抑留されるまで和平の為に奔走し、抑留後も祖国を愛し貫いた生涯を描いた作品です。(フィクションではありますが、モデルになった人物は実在しています。)

抑留中のシーンは、作品の中での一部にすぎないのですが。
抑留兵はシベリアのマイナス40度の極寒の地で、重労働を強いられて。
ノルマを課せられ、達成出来ないと罰を与えられ、達成出来ればノルマは上がっていく。
食事もままならず、衣服ですら充分に与えられない。
次々に倒れていく仲間を、明日はわが身と思いながらも埋めてゆく。その数、6万人。(地域によっては、地面がツンドラ-氷結-で埋めてやる事もできなかったそうだ。)
日本に引き上げる際に筆記具は全て没収され、仲間の遺言状ですら、届けられない。

私の祖母の弟である大叔父が元・シベリア抑留兵であり、従兄弟が大叔父に何度も抑留中のことを聞きたいと申し出ても、一切語ってくれなかったそうだ。
一切語ってくれない程、“想像を絶する”事だったんだと思う。

身近に抑留されていた人物が居たから感じてしまうのかもしれないけれど。
この作品はプロパガンダじゃないから、どうかもっと、たくさんの人に観てもらいたい。
それに、ミュージカルだからこそ出来る事、感じさせる事が、あると思うんです。
そして、手向けになる事を願うばかり。
同じ事を繰り返さないように。無駄にしないように。

アニバーサリー♪

今日が正真正銘『wicked』2周年当日でした。
9日の特別カテコを観てエンジン全開になってしまったワタクシ。

もうどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉしても行きたくて、
某サイトでチケットをお安く譲っていただいて、行ってきましたよぉぉぉぉ(ノ◇≦。)
一人で行ったのをいいことに、思う存分感情をゆだねて観劇。

観終わったら、化粧落ちてた(笑)

行って良かった。悔いなし!!!

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観劇すると、色々と考えてしまう。

赤坂RED/THEATERにて、WAKUプロデュース Vol.14『in my life ~いんまいらいふ~』を観てきた。
作・演出は「ちびまるこちゃん」でお馴染みのTARAKOさん。
日替わりゲストは、モダンスイマーズの古山憲太郎さん。『トワイライト』を拝見したのが最初だったかな?

あらすじは、一週間に一回しか船の便がない田舎の島のとある民宿が舞台で、唯一の手段である船が台風のために欠航する。民宿には色々と事情を抱えた人が滞在していたのですが、この欠航で帰る事が出来なくなってしまうんです。
そんな中、もうホント、色々な人間模様が入っていて、、、、。
健康って大事だなとか、大切な人の事を守る為に出来ることだとか、人の死に関わることとか。
悲喜こもごもがドドーンと入っていて。
笑いながらも、ずんって胸に入ってくるっていうのでしょうか。
ホント、色々と考えてしまう作品でした。

考えすぎて、今言葉見当たらない位。

でも、観てきて良かったっていうのが一番かな。
はぁ~…。頭の中を整理したい(^_^;)