今回は京町屋をそのまま一軒お借りして宿泊できる【懐古庵】さんの、『懐古庵-常盤』にお世話になりました。
京町屋ステイは、コチラ以外でも様々あります。
そして、懐古庵の中でも4棟の町屋がありますが、なぜ今回コチラの『常盤』をチョイスしたかといえば、 “外装も内装も、大きなリフォームをしていない” という点にありました。
※この4棟の中にも、内装リフォーム済みがある
もちろん、お値段もとっっても親切価格。この時期は、なんと一人5000円。>ただし3名以上
なので、海外からのお客様も多く宿泊されているそうです。
▼懐古庵の入り口。
▼入り口すぐの共通スペース。
この奥に、手前から『式部』 『常盤』 『小町』 『静』と、4棟の町屋が軒を連ねています。
▼『常盤』から、奥を見るとこんな感じです。
▼室内1階の、玄関上がってすぐの部分。
左手奥に、2階に上がる階段があります。かなり急でした。
▼台所。
自炊もできるように、ガスレンジと、小さい冷蔵庫、電子レンジも常備。
炊飯器やお米、給湯器が付いているので、かなり快適でした。
▼食器棚に入っていた食器類。
▼1階居間にあったテレビ!!
ご主人曰く「雰囲気出るでしょぉ~♪」とのこと。
▼2階部分。
コチラにお布団を敷いて、皆で合宿気分。
この奥にベランダがあり、洗濯物も干せます。
▼お風呂は、外に別棟であります。※3枚目画像の右側がソレ
部屋ごとの専用の五右衛門風呂。ですが、給湯でお湯を張れます。
内部はとっっても懐かしく、田舎に帰ってきたような、そんな温かくて、ホッとする感じ。
もちろん、築年数はかなりのモノなので(笑)
キチンとしたドアに鍵がついていて、壁はクロス張りで、、、と近代的なモノをお求めの場合には行かない方がいいかもしれません(汗)
なんせ、入り口の鍵はU字のフック型のモノ。
そして蚊の侵入経路は複数存在している様で、様々な場所に蚊取り線香が常備されています。
逆に私はコレが味を感じて気に入っちゃいました♪
あ、壁が薄く、棟が連なっているので、夜はフツーの声でもダダ聞こえします(笑)
そして、周囲がお寺さんなので、朝の5時か6時には、鐘の音が ごぉぉぉん、、、、 と響きます。
こちらを運営されている【新洞食糧老舗】さんは、慶応二年創業のお米屋さん。
私は鍵をお返しする際にお伺いしましたが 「せっかく遠方からいらっしゃって交通費が掛かるのに、宿泊代も負担になっては京都を楽しめない」 というお心遣いからの価格設定とのこと。
このお心遣いに “京都全体を楽しんで欲しい”という、おもてなしのお心と、長年京都という歴史ある町にお住まいの “誇り” とを感じました。
2枚目の画に「京の我家」とありますが、今後友人と京都に来る際にも「京の我家」として、引き続き宿泊したい気持ちで一杯です。
ありがとうございました\(^_^)/