昨日ですが、汐留の海劇場にて劇団四季『アイーダ』を観てきました。
関西方面で上演されていたこの演目、やっと東京に(^-^)/
ストーリーは、
エジプトの若き将軍ラダメスは、領地拡大を狙って隣国のヌピアに攻め入り、捕虜を伴って帰還。
しかし、その捕虜の中にいる一人の女性アイーダは、その他の捕虜を解き放つように反逆を試みますが失敗。
ラダメスはアイーダの剣さばきや物腰・気品に溢れた姿、ハッキリと意見をする姿勢に興味を持ち、婚約者である女王アムネリスに侍女として献上します。
アムネリスは自分の気持ちに共感してくれるアイーダに、段々と侍女を越えて、友人として接するようになり、自分の悩みも零すように・・・。
アムネリスとの結婚を良しとしないラダメスは、アイーダの挑発的な言葉に衝撃を受け、過去の過ちを認め、富を人々に分け与えます。
やがてラダメスとアイーダは、共に強く惹かれ合い始めますが、身分を隠していてもアイーダはヌピアの女王。奴隷として囚われているヌピア人が祖国再生の気持ちを託すには充分すぎる存在。アイーダは固辞するも、やがて指導者としての自覚に目覚めます。
敵国エジプト将軍との愛、そして自国への愛に苛まれるアイーダ。
父親の言いつけ通りに結婚することを拒み、自ら選択した道に進もうとするラダメス。
9年前に婚約したラダメスとやっと結婚ができると喜びながらも、二人の間の愛に気付いてしまうアムネリス。
それぞれの国や立場を背負った三人が選択した道とは・・・・。
結末を知らずに観ていたので、自分の中で「(愛の話しだし、物語だから)きっとこんな風になるんじゃないのぉ~?」なんて、ストーリーに対しては結構呑気に構えて観ていました。
アイーダがラダメスに発した言葉は、アイーダ自身にも該当していて彼女の意識が変わっていったり。
なんか、こう・・・現代に生きる人間にも、物凄く響く部分があって。
けれど、衝撃的な結末っていうか、ストーリーで。
「えぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。」
と、クライマックスシーンから最後まで、脳が痛くなるくらい号泣してました(笑)
こんなことが、現実の世界でもあるのかなぁ~・・・なんて考えながら。
考えているうちに、
もしかして私の知っているお二人は時空を越えて、ずっと繋がっている二人なんじゃないのかなぁ~って。該当してる気がする人がいて羨ましかったりして。
なんて、話し脱線しましたが(笑)
時空を越えての、壮大な愛の物語。
そして、衣装や照明はハマリましたわぁ~・・・・。
ダンスの激しさや美しさもすごい好み♪
エルトンジョンが作曲しているので、LKテイストをちょっぴり感じまして。
歌はちょっとポップすぎるかなぁ~って感じてしまうモノもありましたが、ゴスペルちっくな曲や、ロックなモノまで幅広い。チョッパーベースがカッコイイ曲もあった!
ポップで現代的に作られているので、エジプト時代っていう、時間軸を基準に考えるとギャップがあるかもしれないです。>一緒に観た友人が「時代的に○○のシーンはちょっと・・・」と言っていたので
今回は1階席だったので、次チャンスがあったら是非とも2階席から観てみたいです(^∇^)
アイーダ:濱田めぐみさん
アイーダという女性、マンマだったように思う(ノ_・。)
歌もさることながら、指先までもアイーダで、愛に苛まれる姿、けれど、自分が求めるモノに勇敢に立ち向かう姿は素敵過ぎます。
そして、時折垣間見せる、すっっごいキュートな女性像♪
クールな時の強さとのギャップに、私ですらムネキュンですよ(//∇//)
濱田さんを拝見するのはまだ3回目なのですが、その魅力にすっかり虜です(照)
こんな風に言ったら怒られちゃうかもしれませんが 「あの劇場を一人で満席にした」 と言っても、過言ではない気がしちゃいます。
ラダメス:金田俊秀さん
金田さんは今回初めて拝見しました。
ラダメスはビジュアルが阿久津さんの、見るからに厳つい「将軍!!!」っていうイメージが強いので、ちょっと細いかな?っていう印象ではありますが、友人曰く「イケメンのラダメス」というとおり、とってもイケメンでした。←阿久津さんが違うっていうコトではないですっっ
台詞部分だけは訛りなのか、四季式発声法なのか微妙なところでしたが(;^_^A
声も素敵で、音域の広さとクリアな声質に、ラダメス以外の役に興味が沸いたので、凄い魅力を感じたんだと思います。>コレは自分では珍しい
アムネリス:五東由衣さん
五東さんも今回初めて拝見しました。劇場ではどこかでお見かけした気持ちでしたが(汗)
作品を通して、急激な成長をしなければならなかった役がアムネリスだったんじゃないのかなぁ~って観ていたのですが、五東さんはそのアムネリスのキュートさと、大人になろうとする女性像、そして最後の采配をした凛々しい姿をもつ、とっても素敵な方でした♪
声は透明感があるクリアな感じなのに、硬質に聞こえないという柔らかさ。ソレまでに出た作品を拝見したのですがB&Bのベルが見たかったかも!!!
ゾーザー:飯野おさみさん/ファラオ:前田貞一郎さん
ゾーザーがこんなにも腹黒い役だったとは(笑)
ちゃみさんはオズ陛下の優しいイメージがあったので、、、そのギャップに惚れ惚れ♪
凄い渋くて、かっちょよかった!!
あの黒い衣装がめちゃめちゃ似合ってまして、アンサンブルとのダンスシーンは釘付けになっちゃいましたわ。お声も相変わらず素敵でした。
前田さんはディラモンド教授のイメージが強いのですが、ファラオの短命さに、ディラモンド教授の切なさが重なってしまいました(汗)
けれど、あの知性に溢れる声質は、ファラオにぴったりでした♪
メレブ:吉賀陶馬ワイズさん/ネヘブカ:松本昌子さん
お二人ともとっても重要な位置の役をされているだけあって、安定感も歌声も、表情も仕草も素敵!!
歌も上手くって、ふっと目で追ってしまう、そんな存在感がありました。
吉賀陶馬ワイズさんはシンバを見てみてみたいなぁ~っていう、そんなキレイなお声。
松本さんはウィキッドで拝見していたような・・・? 気がします。
アンサンブルの中にも、良くお見かけするお名前が♪
男性陣ゾーザー家臣の激しいダンスはカッコよかったし、女性陣のベリーダンスや洗濯の前のダンスは美しかったです
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