京都旅行を振り返る。【桂離宮/後編】

前編 賞花亭より続く・・・

園林堂[おんりんどう]

扁額[へんがく]は、後水尾上皇[ごみずのおじょうこう]の宸筆[しんぴつ]。


またまた全体ではない画像ですみません・・・。

賞花亭を降りると、この園林堂の横に出る。
園林堂は唐破風[からはふ]の向拝[ごはい]をもつ持仏堂[じぶつどう]で、以前は桂宮家代々の御位牌や、初代智仁親王に今古伝授をした細川幽斎[ほそかわゆうさい]の画像などが祀られていたが、今は安置されるものはなく建物のみ残っている。


賞花亭からは、この四角の切石の飛石伝いに進む。右に見える小石の帯は、雨落石。

笑意軒[しょういけん]

雨を避ける為に園林堂の軒下から眺めたので、左側にある欠片がソレです・・・・。
四角に入り込んだ池の奥にあり、茅葺寄棟造りの屋根に杮葺の廂を付けた間口が長い、田舎屋風の茶室。


池に面している間の腰高障子上に横並びの下地窓が6つ作られているが、下地の組み合わせが全て異なる。


連子窓の格子の材質も、木や竹を微妙に使い分けている。

 

御殿


桂離宮の中枢をなす建物で、書院とも呼ばれる。※内部の参観なし
三度の工事で完成し、月見台のある古書院、中書院、楽器の間、新御殿が雁行して並ぶ。

 

月見台

古書院にある月見台。
月を観賞するだけの為に池に突き出すような形でニの間の正面に作られている。贅沢だ・・・。

月波楼[げっぱろう]


古書院に近い月見のための茶室で、石垣の上に建っていて、内部全体を舟底天井という化粧屋根裏が覆う。


書院はこんなにも近い!


一の間、中の間、口の間と、様々な方向で庭を眺められ、それぞれで違った表情が現れる。
奥に見える建物が、最初に登場した松琴亭。
正面中央を土間にしてあって、とても開放的な空間。


雨樋だったのか確認を忘れてしまいましたが・・・。
瓦でこんなにも可愛らしいお花型が作られていました。

御腰寄[おこしよせ]

月波楼のすぐ脇がこの書院の玄関。
前庭は杉苔で覆われ、「真の飛石」といわれている有名な石畳が延び、石段を四段上がった上には一枚石の沓脱がある。この沓脱は六人の沓を並べられることから「六つの沓脱」と呼ばれている。

中門

参観の順路で行くと、御輿寄の次がこの中門だが、出入り口から向かうと、この中門の奥に御輿寄がある。
中門を出て左に曲がると出入り口に戻るのだが、右の突き当たりは


庭が一望できないようにこの松の木が植えられているそうだ。
心憎すぎる・・・!!!

桂離宮は、庭を位置から見ても同じ庭に見えないよう工夫されて造成されているというだけあって、たくさんの「ココが桂離宮です!!」という景色があった。
なので、代表的な写真を・・と考えてもチョイスができない位なのです。

そして・・・実に観たりない!!

もっとじっくりゆっくり、滞在して参観できればいいなぁ~って思えるほど、素敵なお庭でした。
参観申し込みしないと見れないのが、焦らされている気分です(笑)
また機会があったら、違う季節に伺いたいと思います。

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