KAKUTA 『甘い丘』。

今回再演になるこの作品。
KAKUTAと出会いでもあったのが初演の『甘い丘』だったので、個人的には色々と感慨深いものがありました。

舞台は町外れの丘の上にある、サンダル工場。
いつも溶けた、甘いゴムの臭いが鼻につき、慣れなければ具合が悪くなってしまう。
ココに集まって働いている人々は、皆、訳アリ。
訳アリではなければ、こんな所で働かないという場所。
「孤独で枯れた女の巣」と町の人々は呼び、寄り付かない、そんな場所。

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