劇団四季『アイーダ』/6回目。

昨日の4/3(土)劇団四季アイーダ』ソワレを観てきました。

何度観ても良い作品!
“ココのシーンは感涙する”って判っていながら、毎度泣いてしまうのは何故だろう。
そしてどうしてこんなに足しげく通ってしまうのか、ちょっと考えた。

誰もが心に持っている色々な種類の「愛」を、
この作品を観ることによって再認識させてくれるからなのかなって、思った。
そして色々な種類の「愛」が、
自己の精神的な成長を促してくれるモノであるんだなって、感じています。

ストーリーはついつい、軸になる敵対する国の間で揺れ動く恋人たち(アイーダ×ラダメス)の愛にばかりに目が向いてしまいますが、もっと色々な種類の「愛」に溢れてて。
祖国や仲間たちを想う愛、(捕虜のヌビア間が一番強いけれど、エジプトも)
家族に対する愛、(アイーダ×アモナスロ、ファラオ×アムネリス、ゾーザーも?)
同性同士で深まる友情、(アイーダ×アムネリス)
そして自分を選ばなかった“想い人”の気持ちを優先する、包むような愛。(アムネリス×ラダメス)

“想い人”のことを一番に考えるって、現代でも一番身近な感覚ですよね。
自分が失恋してしまったとしても「あの人が幸せなら、私はそれで良い」っていうアレです(笑)
家族愛って通常時は気付かないけれど、親が病気になったりすると気付くし。
祖国への愛っていうとあまりパっとしないかもしれませんが、
自分が海外旅行に行った時に「やっぱり自国(私の場合は日本)が一番♪」って感じる事のも、祖国への愛の一種だと思う。
それに、今は平和な世の中だけれど、
もし自国が侵略を受け、国を追われたり無くなってしまうって、一種のアイデンティティーの全否定であって…と想像すると“誇り”が胸の中にあることに気付くし。
あと略奪された“女性としての末路”は、国を越えた同性間では理解しあえることの一つだと思う。
作品の中で具体的表現はされていないけれど『あの日は遠くに』の歌詞と、下船するヌビア侍女のぐったり感からそう察してます。

それをエンターテイメントの「ミュージカル」に織り込み、
楽しさやワクワク感も含めた
視覚・聴覚・感覚として捉えられるから何度も観てしまうんだと思います(^-^)
来週も行きます(笑)

もちろん、演者スキルも繰り返し観るに充分値してます!!
大根だったら・・・いくら良い作品でも、、、無理ですから(^▽^;)

そして歌を含めた楽曲、ダンスの迫力、シンプルなセットを生かすカラフルで饒舌な舞台照明も素晴らしい。
ブロードウェイ作品というコトもあって、美しさや感動といった“刺激”も充分です。

今回の戦利品。←(笑)

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左:お土産で買ったクッキークランチ(600円)に入ってるオマケポストカード
右:「大切な人を誘おうキャンペーン」で頂いたチャーム(黒)

<<4/3ソワレキャスト表>>

出演者別感想はまた後日。
今回はアムネリス・光川さんのことで書きたいことたっっくさん♪♪
観れば観る程、深みが増してて泣かされてきました(ノ◇≦。)

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